座談相談しゃべり場

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これから - 赤しまめのう

2021/07/29 (Thu) 04:56:05

幻は,ある異常な事柄としてヨハネの耳に聞こえたり,目に見えたりする宣言によって紹介されます。

Re: これから - 赤しまめのう

2021/07/29 (Thu) 04:57:11

イエスは復活してから40日後,天に戻りました。しばらくして,神はイエスを王国の王にしました。神の王国は天から地球を治めます。

イエス・キリストが王になり,神の王国の統治が始まります。次に,サタンが天から地球に投げ落とされます。

こうして天は平和になり,みんなが一致します。一方,地球には悲惨なことが次々と起こります。

Re: これから - 赤しまめのう

2021/07/29 (Thu) 16:26:33

天使の1人が,使徒ヨハネを荒野に連れていきます。そこでヨハネは,女が緋色の野獣の上に座っているのを見ます。女の額には,「大いなるバビロン」と書かれています。

緋色の野獣は,国際連合を表わしています。大いなるバビロンは,世界中の偽りの宗教の集合体を表わしています。

野獣は,娼婦である「大いなるバビロン」を憎み,破滅させます。大いなるバビロンの滅びが大患難の始まりとなります。

Re: これから - 赤しまめのう

2021/07/29 (Thu) 16:27:58

神は,地上の邪悪な体制に対する憤りを表明します。神は,天使に神の怒りの鉢の中身を地に注ぎ出すように命じます。

天使が,神の怒りの鉢の中身を野獣の座に注ぎ出します。すると,野獣の王国は暗くなり,人々は苦痛のあまり自分の舌をかみ始めます。彼らは,苦痛のゆえに天の神を冒とくします。

神の王国こそ人類の厄介な諸問題の唯一の解決策であるにもかかわらず,人類は全体として,この解決策に耳を傾けようとはしません。

Re: これから - 赤しまめのう

2021/07/30 (Fri) 04:12:55

邪悪な天使たちは汚れた息で,全世界の王たちを全能の神の大いなる日の戦争のために,ハルマゲドンと呼ばれる場所に集めます。

神の王国と世界の国々との戦いはハルマゲドンと呼ばれます。

地の支配者たちは,白い馬に乗って天の軍勢を率いているイエスに対して戦いますが,すべて滅ぼされます。ハルマゲドンは邪悪な人間社会を滅ぼすという意味で「世の終わり」をもたらします。

地球が滅びることはありません。人類の永遠の住まいだからです。

Re: これから - 赤しまめのう

2021/07/30 (Fri) 04:13:58

ヨハネは,神からの幻を見ます。「わたしは,ひとりのみ使いが底知れぬ深みのかぎと大きな鎖を手にして天から下って来るのを見た。そして彼は,悪魔またサタンを捕らえて,千年のあいだ縛った。そして彼を底知れぬ深みに投げ込み,それを閉じて彼の上から封印し,千年が終わるまでもはや諸国民を惑わすことができないようにした」。

キリストによる千年統治が始まります。地球は楽園になるのです。

Re: これから - 赤しまめのう

2021/07/30 (Fri) 17:01:22

神の王国は地上をパラダイスに変えます。王国の国民は地上で生活します。神の王国は人間の政府すべてに取って代わり,地球全体を治めます。

復活する人たちは,いわば白紙の状態でよみがえってきます。「死んだ者は自分の罪から放免されている」からです。

人類は当初の完全な状態に回復することになります。

Re: これから - 赤しまめのう

2021/07/30 (Fri) 17:02:22

千年が終わるとすぐ,サタンは牢獄から解放される。彼は出ていって,地の四方にいる人々を惑わし,戦争のために集める。

しかし,天から火が降ってきて彼らを焼き尽くした。そして,人々を惑わしていた悪魔は火と硫黄の湖に投げ込まれた。さらに,命の書に名前が書かれていない者は皆,火の湖に投げ込まれた。

そして,千年期の終わりには,キリストは,支配権をみ父に渡します。

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/13 (Fri) 04:33:38

ヨハネはわたしたちにこう語ります。

「また,わたしは1匹の野獣が海から上って行くのを見た。10本の角と7つの頭があり,その角の上には10の王冠があったが,その頭には冒とく的な名があった。さて,わたしの見た野獣はひょうに似ていたが,その足は熊の足のようであり,その口はライオンの口のようであった,そして,龍は自分の力と座と大きな権威をその野獣に与えた」。(啓示 13:1,2)

これらの獣は「王」,つまり地上の政治強国を表しています。この野獣の7つの頭は,エジプト,アッシリア,バビロン,メディア-ペルシャ,ギリシャ,およびローマと後代に現れることが預言されていた英米世界強国とを表しています。

また,「自分の力と座と大きな権威をその野獣に与えた」のは龍であることにも注目してください。サタンは確かに「この世の支配者」です。(ヨハネ 12:31)

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/13 (Fri) 17:29:23

今度は,別の野獣が世界の舞台に登場します。ヨハネはこう伝えています。

「また,わたしは別の野獣が地から上って行くのを見た。それには子羊のような2本の角があった。それは龍のように話しはじめた。そして,第1の野獣のすべての権威をその前で行使する。また,地とそこに住む者たちに,第1の野獣を崇拝させる。また大いなるしるしを行って,人類の前で火を天から地に下らせることさえする」。(啓示 13:11-13)

2本の角は,2つの政治強国の提携関係を示唆しています。それは,第1の野獣の7番目の頭と同じ英米世界強国です。「子羊のような」2本の角は,この野獣が温厚な政府のように見せかけることを示唆しています。しかし,支配権に関する独自の見解が受け入れられないとなると,圧力や脅しや露骨な暴力さえ行使するので,「龍のように」話します。

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/13 (Fri) 17:31:35

「そして,野獣のために像を作るようにと地に住む者たちに言う。またそれには,野獣の像に息を与えることが許された。それによって野獣の像は話すようになり,また,野獣の像をどうしても崇拝しない者たちをみな殺させるようにするのである」。(啓示 13:14, 15)

この像は,第一次世界大戦が終わった後に作られます。2本の角のある野獣はこの像に息を吹き込みます。

歴史上の物事の展開から見ると,この像の実体は英国と米国により提唱され,設立され,支持されて,当初,国際連盟として知られた機構であることが分かります。この団体の権威に従わない国民や民族をすべてのけ者にする,もしくは生きたまま葬るという処置で脅してきました。この団体の理念に従わない国家を実際に追放しました。

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/14 (Sat) 04:38:03

「またそれは,すべての人,すなわち,小なる者と大なる者,富んだ者と貧しい者,自由なものと奴隷を強制して,その右手や額に印を受けさせ,また,その印,つまり野獣の名もしくはその名の数字を持つ者以外にはだれも売り買いできないようにする。ここが知恵の関係してくるところである。そう明な者は野獣の数字を計算しなさい。それは人間の数字なのである。そして,その数字は666である」。(啓示 13:16-18)

野獣の名は,666という数字です。6という数字は,神の見地から見た完全性を表す7に達しません。ですから,6が3つ重なっていることは,甚だしい不完全さを表しています。ヨハネは,それが「人間の数字」で,霊者の数字ではないと言っていますから,その名は野獣が地的なもので,人間の政府を象徴していることを確証するのに役立ちます。

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/14 (Sat) 04:41:37

「また,別のみ使いがそのあとに従って,こう言った。『彼女は倒れた!大いなるバビロン,あらゆる国民に自分の淫行の怒りのぶどう酒を飲ませた者は倒れた!』」(啓示 14:8)

大いなるバビロンとは,偽りの宗教の世界帝国です。大いなるバビロンはサタンの組織の宗教的な部分です。(ヨハネ 8:43-47)

「また,ひとりの強いみ使いが,大きな臼石のような石を持ち上げ,それを海に投げ込んで,こう言った。『大いなる都市バビロンはこのように,速い勢いで投げ落とされ,二度と見いだされることはない』」。(啓示 18:21)

神とイエス・キリストは,大いなるバビロンを攻撃して完全に滅ぼすという「考え」を人間の支配者たちの心の中に入れます。(啓示 17:16, 17)

「またわたしは,大群衆の声のような,多くの水の音のような,そして激しい雷の音のようなものを聞いた。彼らはこう言った。『ハレルヤ。全能者なるわたしたちの神は,王として支配を始められたからである』」。(啓示 19:6)

大いなるバビロンが荒廃させられた後,今や再び,『神は王として支配を始められた』という叫びが上がります。人間の作った神で,まことの神の主権に今後反対して争えるような者は一人もいません。

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/14 (Sat) 17:43:38

ヨハネはわたしたちにこう告げます。

「そしてわたしは,かえるのように見える3つの汚れた霊感の表現が,龍の口から,野獣の口から,偽予言者の口から出るのを見た。それらは実は悪霊の霊感による表現であってしるしを行ない,また人の住む全地の王たちのもとに出て行く。全能者なる神の大いなる日の戦争に彼らを集めるためである」。(啓示 16:13, 14)

「龍」は,サタンを表しています。「野獣」は,サタンの地上の政治機構を表しています。「偽予言者」とは,子羊のような2本の角のある野獣,英米世界強国に違いありません。

「そして,悪霊の霊感による表現は地上の王たち,もしくは支配者たちを,ヘブライ語でハルマゲドンと呼ばれる場所に集めた」。(啓示 16:16)

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/14 (Sat) 17:45:07

ハルマゲドンは,人間の戦いではなく,「全能者なる神の大いなる日の戦争」,つまり地上の支配者たちに対する全能者の復しゅうの日です。(啓示 16:14, 16)

「そしてわたしは,野獣と地の王たちとその軍勢が,馬に乗っている方とその軍勢に対して戦いをするために集まっているのを見た。そして,野獣は捕えられ,それと共に,野獣の前でしるしを行ない,それによって,野獣の印を受けた者とその像に崇拝をささげる者とを惑わした偽預言者も捕えられた。彼らは両方とも生きたまま,硫黄で燃える火の湖に投げ込まれた。しかし,そのほかの者たちは,馬に乗っている者の長い剣で殺された。その剣は彼の口から出ているものであった。そして,すべての鳥は,彼らの肉を食べて満ち足りた」。(啓示 19:19-21)

このようにして,サタンの地上の組織はすべて終わります。

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/15 (Sun) 04:16:34

ヨハネはわたしたちにこう告げます。

「それからわたしは,ひとりのみ使いが底知れぬ深みのかぎと大きな鎖を手にして天から下って来るのを見た。そして彼は,悪魔またサタンである龍,すなわち初めからの蛇を捕えて,千年のあいだ縛った。そして彼を底知れぬ深みに投げ込み,それを閉じて彼の上から封印し,千年が終わるまでもはや諸国民を惑わすことができないようにした。これらのことの後,彼はしばらくのあいだ解き放たれるはずである」。(啓示 20:1-3)

サタンを天から投げ落とし,大いなるバビロンを裁き,ハルマゲドンで「地の王たちとその軍勢」を一掃された,このみ使いの頭であるイエス・キリストが,サタンを底知れぬ深みに入れます。

サタンは「悪魔どもの支配者ベエルゼブブ」と呼ばれています。(ルカ 11:15, 18。マタイ 10:25)悪霊たちは長年サタンと共同で働いてきました。その使いたちも確かにサタンと共に底知れぬ深みに投げ入れられます。(イザヤ 24:21, 22)

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/15 (Sun) 04:18:16

「第一の復活にあずかる者は幸いな者,聖なる者である。彼らは神およびキリストの祭司となり,千年のあいだ彼と共に王として支配する」。(啓示20:6)

第一の復活にあずかる人たちは,天の天国でイエスと共に共同支配者となり,人類の残りの人々を裁きます。

千年統治の終わりまでに,全地は最初のエデンに似た所となるでしょう。それは正真正銘のパラダイスとなります。アダムに起因する罪の痕跡はことごとく除き去られ,最後の敵である死が無に帰せしめられるからです。

今や大患難を切り抜けて出て来る何百万もの大群衆が,際立った存在として『み座の前に』立ちます。彼らは人間としての完全な状態に回復させられ,その後,試されてから,完全な意味で義と宣せられることになります。(啓示 7:9, 10, 14, 17)

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/15 (Sun) 16:28:14

使徒パウロは,「義者と不義者との復活があるのです」と述べました。(使徒 24:15)

「義者」の中には,神との友好関係の点で義と宣せられたアブラハム,ラハブ,その他の神に対して忠実を保って死んだ,義にかなった,現代のほかの羊の人たちも含まれます。忠誠を保った,それらの人々は皆,多分,イエスの千年統治の初めごろに復活させられるでしょう。(ヨブ 14:13-15; 27:5。ダニエル 12:13。ヘブライ 11:35, 39, 40)

「不義の者」とは,歴史を通じて死んでいった人類の中の大部分の人々,とりわけ「無知の時代」に生活した人々が含まれるでしょう。(使徒 17:30)それらの人々は,生まれた場所や生活した時代のゆえに,神のご意志に従順に従うことを学ぶ機会に恵まれませんでした。さらに,救いの音信を聞いたものの,その時に十分こたえ応じなかった,あるいは献身とバプテスマの段階まで進歩しないうちに亡くなった一部の人々もいるでしょう。

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/15 (Sun) 16:30:21

「さて,千年が終わると,サタンはすぐにその獄(ひとや)から解き放される。彼は出て行って,地の四隅の諸国民,ゴグとマゴクを惑わし,彼らを戦争のために集めるであろう。それらの者の数は海の砂のようである。そして,彼らは地いっぱいに広がって進み,聖なる者たちの宿営と愛されている都市を取り囲んだ」。(啓示 20:7-9)

地上のそれらの軍勢は,「聖なる者たちの宿営」を取り囲みます。

「しかし,天から火が下って彼らをむさぼり食った。そして,彼らを惑わしていた悪魔は火と硫黄との湖に投げ込まれた。そこは野獣と偽預言者の両方がすでにいるところであった」。(啓示 20:9, 10)

元の蛇であるサタンは今度は,単に底知れぬ深みに入れられるのではなく,実際に打ち砕かれてなくなる,粉砕される,あたかも火によってなされるかのように,完全に滅ぼし絶やされるのです。「火と硫黄との湖」は,復活の希望のない,完全な徹底的な滅びを表しています。

悪霊たちは千年統治の初めごろ,悪魔と共に底知れぬ深みに入れられました。彼らもまた,火と硫黄の湖で悪魔と共に滅ぼされることになります。(マタイ 8:29)

啓示の書 - 赤しまめのう

2021/08/16 (Mon) 04:51:45

ただ一つの政府を持つ,ただ一つの世界を造るという神の目的は,キリストの王国により成し遂げられます。この時点で,イエスは「王国を自分の神また父に渡します」。(コリント第一 15:22-26。ローマ 15:12)

「それと共に,わたしはみ座から出る大きな声がこう言うのを聞いた。『見よ!神の天幕が人と共にあり,神は彼らと共に住み,彼らはその民となるであろう。そして神みずから彼らと共におられるであろう』。また神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去ってくださり,もはや死はなく,嘆きも叫びも苦痛ももはやない。以前のものは過ぎ去ったのである」。(啓示 21:3-4)

イエスが王国をみ父に渡される千年統治の終わりには,忠節な代表者,もしくは仲介者は必要ではなくなります。神は霊的な仕方で永久に,また直接「その民」と共に『お住み』になります。(ヨハネ 4:23, 24)

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/16 (Mon) 04:54:46

ネブカドネザル王は夢を見た。そこで王はバビロンの魔術師,魔法使い,呪術者などを呼び集め,自分にその内容を告げ,それを解き明かすよう要求します。

その翌日ダニエルは,ネブカドネザルにこう告げます。
「途方もなく大きな像です。その像は,頭は良質の金,胸と腕とは銀,腹と股(もも)とは銅,脚部は鉄,足は,一部は鉄,一部は成形した粘土でした。ついにひとつの石が人手によらずに切り出され,それが像の鉄と成形した粘土とでできた足のところを打って,これを砕きました。そして,像を打ったその石は,大きな山となって全地に満ちました」。(ダニエル 2:31-35)

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/16 (Mon) 17:33:30

「このあなたが,その金の頭です。あなたの後に,あなたに劣る別の王国が起こります」。(ダニエル 2:37-39)

夢の像の銀の胸と腕は,キュロス大王から始まるペルシャの王統を指していました。

「別の王国,3番目の,銅のものであって,それが全地を支配します」。(ダニエル 2:32, 39)

アレクサンドロス大王は,新たな世界強国としてのギリシャの地位を揺るがぬものとしました。西暦前323年6月13日,ある宴会の後に32歳という若さで病気になり,その後まもなく死亡したのです。その広大な帝国はやがて4つの領土に分割され,それぞれがアレクサンドロスの部下の将軍によって支配されました。

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/16 (Mon) 17:34:53

「4番目の王国,バビロン,メディア-ペルシャ,ギリシャに続くものですが,それは鉄のように強いものとなります」。(ダニエル 2:40)

夢の像の鉄の脚部は,ローマ帝国だけでなく,そこから派生した政治国家を指していました。

英国はかつてローマ帝国内の北西部に位置していましたが,1763年までには,7つの海を制する大英帝国になっていました。同帝国内のアメリカにあった13の植民地がアメリカ合衆国の建国を目指し,1776年の時点ですでに独立を宣言していました。夢の像の鉄の脚部はローマ帝国と英米二重世界強国を含んでいます。

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/17 (Tue) 04:19:00

「足の指が一部は鉄,一部は成形した粘土でできていることについて言えば,その王国は一部は強く,一部はもろいものとなるでしょう。鉄が成形した粘土と混じり合っていないのと同じように,それらも,それとこれとが堅く付くことはないでしょう」。(ダニエル 2:41-43)

像の足の10本の指は,強国や政府を表しています。聖書の中で10という数は,地的な全体性を意味することがあるからです。(出エジプト記 34:28; マタイ 25:1; 啓示 2:10)今わたしたちは「終わりの時」にいるので,この像の足のところまで来ています。

政府の中には,鉄のような,つまり権威主義的ないしは圧制的なものもあります。一方,粘土のような政府もあります。権威主義的な支配と一般人が堅く付くこともありません。像が崩れ去る時,世界は政治的にまさしく粉々に砕けます。

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/17 (Tue) 04:20:38

「それらの王たちの日に,天の神は決して滅びることのないひとつの王国を立てられます。そして,その王国はほかのどんな民にも渡されることはありません。それはこれらのすべての王国を打ち砕いて終わらせ,それ自体は定めのない時に至るまで続きます。あなたは,山からひとつの石が人手によらないで切り出され,それが鉄,銅,成形した粘土,銀,金を打ち砕いたのをご覧になったのです。これから後に起きる事柄を,大いなる神ご自身が王にお知らせになりました。そして,この夢は確かであり,その解き明かしは信頼できます」。(ダニエル 2:44, 45)

ネブカドネザルは自分の見た夢についての記憶が呼び起され,その夢の意味が説明されたことに感謝し,ダニエルの神だけが「王たちの主,秘密を明らかにされる方」であることを認めます。

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/17 (Tue) 15:33:16

「終わりの時に,南の王は北の王と押し合う」と,み使いはダニエルに告げました。(ダニエル 11:40)

2つの世界大戦を通じて,南の王である英米世界強国の主要な敵となったのはドイツでした。ところが第二次世界大戦後,この国は分割されます。西ドイツは南の王の同盟国となり,東ドイツは別の強力な存在,ソビエト連邦を盟主とする共産主義陣営に組しました。この陣営もしくは政治的存在は北の王として立ち上がり,英米の同盟に激しく敵対しました。

1991年12月にソビエト連邦が解体したことに伴い,北の王は大きく後退しました。地の王たちが神の王国によって滅ぼされる時,だれが北の王となっているのかの答えを得るには,時を待たなければなりません。

※2018年に統治体は,ロシアとそれを支持する国々が北の王であることを示しました。

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/17 (Tue) 15:34:57

「彼らは荒廃をもたらす嫌悪すべきものを必ず据える」のです。(ダニエル 11:31)

それは,神の王国の,「嫌悪すべき」まがい物と言えるでしょう。「嫌悪すべきもの」が生じたのは,旧ソビエト連邦を含む50か国の加盟する国際連合が設立された1945年10月24日のことでした。このようにして,み使いの予告した「嫌悪すべきもの」,国際連合が据えられました。

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/18 (Wed) 05:04:31

「北の王をかき乱す知らせがあって,日の出る方から,また北から来る。そのため彼は非常な激怒を抱き,滅ぼし尽くすため,多くの者を滅びのためにささげようとして出て行く。それでも,彼は必ず自分の終わりに至る。これを助ける者はいない」。(ダニエル 11:44, 45)

激怒した北の王は,神の民に対して軍事行動を取ります。

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/18 (Wed) 05:06:12

ダニエルと同じ時代に生きていたエゼキエルも,「末の日に」神の民に加えられる攻撃について預言しました。マゴグのゴグ,つまり悪魔サタンが,まず戦闘をしかける,とエゼキエルは述べました。(エゼキエル 38:14, 16)

ゴグは,「神のイスラエル」の繁栄ゆえに,全面的な襲撃を組織します。ゴグは,「諸国民の中から集められた民,すなわち霊的な富や財産をためている民を不信の念を抱いて見ます」。(エゼキエル 38:12)

ゴグは,人類に対する全面的な支配を妨げるクリスチャンの霊的地所を除き去るため,あらん限りの手を尽くします。それでも成功しません。(エゼキエル 38:11, 18; 39:4)北の王を含む地の王たちは神の民を攻撃する時,『必ず自分たちの終わりに至り』ます。

ダニエル書 - 赤しまめのう

2021/08/18 (Wed) 16:19:06

「その時に,あなたの民の子らのために立つ大いなる君ミカエルが立ち上がる。その時,あなたの民,すなわち書に記されている者はみな逃れ出る」。(ダニエル 12:1)

ミカエルであるイエスは,神の主要な刑執行者として,邪悪な事物の体制全体に終わりをもたらします。

北の王の最後の軍事行動は,南の王に向けられるのではありません。ですから,北の王は,大いなるライバルの手にかかって終わりに至るのではありません。同様に,南の王も,北の王によって滅ぼされるのではありません。南の王は「人手によらずして」,神の王国によって滅ぼされます。(ダニエル 8:25)

地の王たちすべてはハルマゲドンの戦闘で,神の王国により除き去られることになっており,これが北の王が迎える結末だと言えるでしょう。(ダニエル 2:44)

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